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おとのよきかな

七福神のみ唄

前回お話しさせて頂きました、

七福神さま、宝船のみ唄、


なかきよの


とおのねふりの


みなめさめ


なみのりふねの


おとのよきかな


『永き世の 遠の睡りの みな目覚め

波乗り船の 音のよきかな』


上から読んでも

下から読んでも

同じ音になる、回文ですね。



七福神さまは

宝船に乗ってやって来ると信じられ、


宝船とは、七福神さまたちが乗る

宝物を積み込んだ帆船のこと。


宝船には珊瑚・金銀・宝石など、様々な宝物が積み込まれているといいます。


七福神さまの宝物には、


地上に住まう私達の幸せを想い、

ニコニコと笑顔で積んできてくださった、


人生の幸福、福徳が溢れているように思えます。


宝船はとてもありがたい、おめでたい船ですね。



宝船が描かれた図には

さきほどの

回文歌が書かれることがあり、


正月の2日にその絵を枕の下に入れて寝る風習があったそうです。


良い初夢を見ることができると言われ、悪い夢を見た時には、

翌朝、宝船の絵を川に流して、縁起直しをしていたとのこと。


良き夢を与え、励まし、

そうでないものは流し、祓ってくださるんですね。



この七福神と宝物、回文歌の絵は、


私の愛する魂のふるさと、

阿蘇乙姫、


乙姫さま温泉 弁財天の湯』の

入口にも

大きく素敵に描かれています。


ご主人の手描きを大切に女将さんが

守られて、鮮やかな色合いです。


(上記、乙姫さま温泉のホームページに写真がありますよ^^)



この回文歌を見聞きすると、


魂の永い旅の途中で

出会えたことの奇跡を思います。



長く続いた眠りの時が、

いよいよ終わりますよ


いよいよ目覚める時ですよ


何も無理なく、力みもなく

光の波にゆだねてごらんなさい


そのゆったりした波のリズム、音は

あなたの内に


よきように響いていますよ。


たのしんでね♡


by七福神


と、七福神さまの笑顔が思い浮かぶようです(笑)



今日9月9日は、

レイラニ音階にとって、

私にとって、

とても大切に感じる日です。


乙姫神社、乙姫川のほとりで

水の女神さまの歌を授かった誕生日。



みなさまへ

レイラニ音階をお届けできたことに



大きな感謝と


あいをこめまして。